この記事にはプロモーションが含まれています
【P. Ginka】ついにOC株を入手。先行している胞子培養株と比較して育てたい。
どうも”ビカクシダのある暮らし”をゆるやかに楽しんでいる、BOKUNARI(プロフィール)です。
ビカクシダについていろいろ知識を深めたり、実際に育てる中で、この2年ほど「喉から手が出るほどに入手したい品種」がありました。
ご縁あって2021年5月から先行して胞子培養している「P. Ginka(銀華)」のOC株がどうしても欲しくて。
タイのビカクシダ栽培家「I Love Ferns(ILF)」wannaさんによる、FSQドワーフ選抜。コンパクトで白く、成熟すると胞子葉の先が”雪の結晶”のように多分岐する品種。
P. Ginka OC株を入手しました(波乱の幕開けと共に)
流通量が極めて少ない人気品種を、ヤフオクで落札しました。
オークション形式の特性上、仕方ないことですが…
それなりに、いいお値段でございました
出品株は、まだまだビカクシダと呼ぶには小さな子株でしたけれど…
2017年にビカクシダに出会ってから「培ってきたスキルでどうにかなるだろう」という、謎の自信で入札してしまいました。
購入時の2022年現在では、まだまだ非常に高額な品種に分類される品種です。
全国各地のビカクシダ愛好家が栽培していくことで、こうした激レア品種も徐々に価格が落ち着いていくとは思いますが。
やはり、ビカクシダは「どうしても欲しい」と思った時=買い時ですね…
私は、何度かネットでビカクシダを売買を経験してきましたが、いつも「無事に届いておくれ」という気持ちです。
今回も荷物の追跡情報とにらめっこしながらお待ちしていました。
がっ…
宅配業者さんから「配送時に箱の損傷があった」との旨を伺い、玄関先で開封という波乱の幕開けとなりました。
「極小株ゆえに、大丈夫か?!」という不安はありましたが、出品者様の丁寧で厳重な梱包のお陰で、ルーペで見ても成長点に傷はなさそうでしたので、無事の受取りとしました。
こうした経験もあって、私もご購入いただいたビカクシダを発送する際には厳重に梱包するようにしています。
ビカクシダは”OC株”と”胞子培養株”を並べて育てるのが醍醐味…なはず
さて、どうしてここまでして私が「P. Ginka OC株を入手したかったか」というお話。
それは、先行して2021年5月からこの品種の胞子培養をしているからです。
ビカクシダというのは面白い植物で…その増え方においてDNAの紡ぎ方が異なります。
- OC株=親株の脇から根茎が伸びて増え、親株と同一のDNAを持つ
- 胞子培養株=親株の胞子から発芽して増え、親株とは異なるDNAを持つ
こうしたことから、
「”OC株”と”胞子培養株”を並べて育てるのがビカクシダ栽培の醍醐味」と思っており、胞子培養株の比較対象にどうしてもOC株をお迎えしてみたかったわけです。
P. Ginka ”OC株”と”胞子培養株”の比較を記録
まだまだ、私も未知のことだらけですが、”OC株”と”胞子培養株”を比較して記録していきたいと思います。
選抜されてきたビカクシダのDNAは、更に研ぎ澄まされて「未来のビカクシダが誕生するのか?」「DNAが退化して原種に近づくのか?」。
そんなニッチな”ビカクシダブログ”を紡げたら楽しいかな〜なんて思っています。
まずは、お迎えしたOC株を枯らさないようにします
2022.7.7
P. Ginka
From:松園 松井直人様(@naoto6853)