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すこぶる順調な、我が家で”勝手に胞子培養”が進行中という話
どうも”ビカクシダのある暮らし”をゆるやかに楽しんでいる、BOKUNARI(プロフィール)です。
今年2024年の夏も終盤と思いたいくらい、連日の暑さ厳しい夏!
ずいぶんと胞子培養についての情報を知れることができるようになったとは言え…ビカクシダの胞子培養の面白さを知って、この夏に胞子培養デビューされた方にとっては、なかなか環境整えるの難しかったとお察しします。
昨年から…薄っすら気づいていたけど話題にしてこなかった面白い株があるんです。
ビカクシダを育てていたら”勝手に胞子培養”できちゃいました
ご覧いただきたいのが、こちら。
メインの株は、私が大好きな銀華のDNAを紡ぐ銀スポこと「P. Ginka sporelings」のひとつなのですが…。
子株じゃない何かが誕生の気配…なんか前葉体みたいな?苔かな?藻類かな?
なんて、眺めてたら胞子体が出てきて、大きくなって。
こんなことは、本格的にビカクシダ栽培しているナーセリーじゃないと起こらないことだと思っていたのですがね。
普通にゆるーくビカクシダ愛好家してたら自然発生しました
この”野良ビカクたち”は一体何者だろうか?!と推測してみる
このビカクシダたちは、一体何の品種のビカクシダかわからない子達。いわゆる”野良ビカク”ということになります。
そこで、この株を置いてた場所のご近所にあってしっかり親株サイズまで育って胞子も蓄えていたのが「P. willinkii Foythong」「P. willinkiii dwarf Pigmaeum」なので、いずれにしてもウィリンキーっぽい系統になりそうと推測するけれど。
単独で芽吹いたものなのか、それらが交雑されているハイブリッドなのか…私もわからない。
Foythongはまだまだ国内で育てている人が、かなり少ない品種のウィリンキーなので単独でも面白いかも!
ポット苗にして、しっかり育ててみようかな
このような状況で発生した”野良ビカク”も一流のブランディングしているビカクシダナーセリーの先輩が子株を立派に育てたら「P. P上」(Pedroを植えてる上に発生した品種不明だから「P. P上」らしい)なんて言ってオークションで10万円以上で売れてみたりしたことも…
私の部屋で誕生した、この子達は「P. 銀スポ上」になるのだろうか?!(タグ作るの悩むね…)
実験的に、大きめに育った”勝手に胞子培養株”には「P. Nazobi by BOKUNARI」とでもタグをつけておくことにしましょう。
早速、株をポットに鉢上げしてみたのがこちら。
銀スポの上にしれっと誕生した命。
こうした「P. ◯◯上」状態で発生したビカクシダは、元々常湿度管理で育っているので、一般的な胞子培養からの鉢上げと違って、湿度をシビアに考えなくてよいので管理もしやすいです。
- 一般的な胞子培養からの鉢上げ
通常、胞子体の胞子葉が5cm以上、かつ3枚以上展開したら、10日程度かけて徐々に常湿度で管理できるように慣らす必要がある - 常湿度管理化の株に発生した野良ビカクの鉢上げ
元々、発生した環境が常湿度なので、通常の子株の株分けの要領でOK
そんなこんなで、私の最近の”ビカクシダのある暮らし”の断片をお伝えしました。
先日ね、ビカクシダに特化した投稿やリールをUPする用に、ビカクシダ特化型Instagramアカウント(@BOKUNARI_plants)を開設してみました。
よかったらフォローしてみてください。
静止画得意、動画編集は苦手だけど、楽しんでもらえたら嬉しいです。
今回も作業してたら楽しくてたくさん採れたので…
今週末に迫った「静岡麋角會 vol.2」に参加の皆様にプレゼントかな?!(BOKUNARIのコレクションがどんどん減る企画)。
「参加してみたい!」という静岡のビカクシダ好きな方はぜひ!素敵な愛好家さん集いますのでDMでもいただければ。