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深夜のビカクシダ仕立て直し(板替)の儀。白ビフを板替。

やー、静岡って花粉多いんですかね?花粉症を発症しまして3シーズン目。まだ上手く対応できません…
ビカクシダの育て方も、また然りです。
そこにとどめを刺すかのようにフリーランスの仕事は、確定申告のまとめも佳境に差し掛かってきたりして、この時期は何かと忙しいものです。(まぁ、早くやっておきなさい…という話なのですが。)

花粉症と確定申告追い込み組の皆様は”特に”お疲れ様ですぅ
こんな夜中に”ビカクシダの仕立て直し”(板替え)のワケは?


なぜ、こんな夜中に”ビカクシダの仕立て直し”をしていたかと言うとですね…
先日、私の営むレモンサワー専門店「レモンレモン」にお越しいただいたお客様とお話してたら、最近ビカクシダを育てているそうで。
気に入って育てていたビカクシダ枯らしちゃったんですよ…
…とのことで、ビカクシダ初心者に育てやすいビカクシダの品種のひとつ「P. bifur sp.white」おすすめしました。



よく子株を出す品種で丈夫だからビカクシダはじめたばかりの人におすすめな品種です
手元に子株サイズというか、すでに自身が親株として子株を出せるような”いい株”がありました。


せっかくお迎えいただくなら、1年くらいは仕立て直し(板替え)をしなくていいような状態にしておきたくて。



私なりに、心を込めてビカクシダをお見送りするようにしています
私の「P. bifur sp.white」の親株は、私が2017年にビカクシダに興味を持ったころから育てておりまして…


すでに、子株、孫株(?)と、そのDNAを紡いでくれています。
根張り十分過ぎて板から剥がすのも一苦労


板と株の間にナイフを差し込み、普段はあまり使わない「小さなシャベル」を板と株の間に差し込んで”テコの原理”で剥がしていきました。


どうにかこうにか、無事に板から親株が剥がせました。


裏側から子株を出していたくらいですから、それは根張りも十分なはずです。


どうしても株を手で触れなければいけないので、星状毛が剥がれてしまうのはビカクシダの板替えの仕方ない部分ですね。


今回の反省点としては、思うように”子株の根”が残せなかった点でしょうか。
ビカクシダ板替:今回はこんな風に仕立ててみました


中株サイズで「水やりした際の重量もそれなりになりそう」なので、しっかり結束バンドで固定しつつ、将来育つ草姿を想像しながらこんな風に仕立ててみました。



何百回やっても「100点」という板付け(仕立て直し)ができないですけど…


私なりに株へのダメージも最小限に仕立てられたと満足しています。



成長点のダメージもなく、展開中の貯水葉もこのまま大きくなってくれそうです
終わりに:子株が4つ採れました


本当に「P. bifur sp.white」は育てやすくて、子株を出して増えやすい品種のように感じています。
今回、株の裏側に出ていた子株をバラしてみたら、4つもありました。


安心できるほど根が取れなかったので、ハンディラップで保湿しながら養生してみることにします。