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親株の仕立て直しと子株外し〜春のひとときのビカクシダとの戯れ

春到来!ビカクシダのお世話が忙しくなってくる季節。楽しみながら「株分け」のお世話。子株を外すと同時に、親株を仕立て直しました。
どうも”ビカクシダをゆる〜く”楽しんでいる、そのまんま美川(プロフィール)です。
ビカクシダにとって成長に弾みのつく春到来ですね。花粉症と格闘しながら、一気に生育が活発になってきた我が家のビカクシダのメンテナンスに励んでいます。
今回は数多の品種があるビカクシダの中でも、私がブレずに大好きな「P. Ginka(OC)」の株分け作業をしました。
最近、動画を作るのが楽しくて…ブログの方がすっかり疎かになってしまい申し訳ないです。
こんな風に株分けのビフォーアフターをInstagram(@bokunari_plants)のリール動画にしてみました。

”いいね”やコメント、お気軽に寄せてもらえたら嬉しいな〜もちろん、フォローも!




親株は仕立て直すと、見違えるように見栄えがして惚れ直しますね。(自画自賛だけど)
これ、コルクの向きを上下逆さにして仕立て直しただけなのです。自然な形状のコルクならではの工夫かもしれないですね。
他にもコレクションしている品種や、私が4年前から取り組んでいる「P. Ginka」の胞子培養株から選抜している個体も子株を出すようになったもので、株分けなどお世話に追われて…「私はビカクシダ業者だったか?!」と錯覚しそうな勢いです。
そんな風に過ごしているのが楽しいので、ビカクシダという趣味に出会えて嬉しいのだけど。
この1-2年でビカクシダを趣味にしたお若いビカクシダ愛好家の方々の中には、「そのまんま美川=銀スポの人」として認知くださっている人もいるそうで、尖ったビカクシダ愛好家として歩んできた甲斐があると実感しています。
私の「銀華愛」はとどまることがなく、胞子培養から4年で板付けしてきた銀スポは1,500株に迫ろうとしていますが…(もちろん、お譲りしたり輸出して手放した株も多数だけど)
そんな数々の株の中から、数百分の1みたいな確率で選抜している株の紹介動画をvlogとしてYouTubeにUPしましたので、ご興味あればぜひご覧になってみてください。
こんな風に、”ゆる〜くビカクシダを楽しんでいる”愛好家でも、大好きな一品種に入魂でたくさん育ててみるとOC株とはまったく異なる個体に出会えて、ビカクシダの胞子培養は面白いということをお伝えできていますかね?



胞子培養から”作出”目指している方に、ほんの少し目標みたいに思ってもらえたら嬉しいな〜
ポット苗の段階で「これは変わっている」と思って選抜してみても、板付けして育てていたら「そうでもない」って株もあったり…その逆も然り。


やっぱり、着生植物だから実際に板付けしてみて数ヶ月育ててみないと株姿の変異ってわからないですね。
2022年にInstagramに投稿した1株なのだけど、OC株では見られなかった胞子葉の展開。こんな風に貯水葉ターン明けに”化ける瞬間”を目にしてしまうとね…



こういう株が”選抜株”や”ネームド株”になっていくんでしょうね〜知らんけど
胞子培養がカタチになったり、変わった個体を見出すには本当に月日のかかることなので、新種の作出に取り組んできたナーセリーやベテラン愛好家さんたちの「産みの苦しみ」みたいなものを実感している次第です。
まぁ、そんなニッチな植物が趣味の中でも”一品種入魂”というニッチさ過ぎて、ビカクシダ愛好家の中でも変わった歩み方をしている私。


少なくとも「どんなお店からも買えないビカクシダ」「誰も目にしたことのないビカクシダに彩られた壁」ってのが日々眺めていて楽しい(=お酒がすすむ)ものです。
はい。そんなわけで、私のビカクシダとの戯れの近況でございました。どうぞ、皆様も思い思いにビカクシダを楽しんでください!
ちゃっかり、ひょっこりだけど「そのまんま美川 vlog」チャンネル登録やグッドボタン押していただけると私、喜びます。ではでは。