この記事にはプロモーションが含まれています
緑魂祭2022 @埼玉県春日部市 に行ってきました。はじめての植物イベント体験談。
ビカクシダって様々な品種があるのに、近所の花屋さんやホームセンターの観葉植物コーナーで販売されている品種には限りがあります。
最近はヤフオクやメルカリなどのネット販売を通じて、ナーセリーや愛好家の育てている珍しい品種を購入できる機会も増えていますが…
実際に自分の目で見てビカクシダを購入できるに越したことはありません。
そんな貴重な機会になるのが植物イベント。先日(2022.6.11)、「緑魂祭 vol.2 @埼玉県春日部市」に出かけてきました。
- はじめての植物イベントってどんな感じ?
- ベテラン愛好家から学ぶビカクシダ
- 植物好きにはワクワクが止まらない「緑魂祭2022」
こんなことが気になる、ビカクシダ初心者にお読みいただきたい記事です。
「緑魂祭」ってどんなイベント?
緑魂祭(りょっこんさい)とは…
観葉植物愛好家が集い、語らい、情報交換をする祭り
緑魂祭 vol.2
植物をかっこよく育てるのに欠かせない、植物育成ライトの開発をしている「株式会社JPP」というメーカーさんが主催する、国内のナーセリーや、トップクラスの愛好家が育てた植物を直接購入できるイベントです。
ビカクシダの他にも、サボテンや塊根植物、植物関連アイテムの販売がありました。
そうやって楽しむのか…「緑魂祭」入場までの流れ
コロナ渦での開催のため、参加・入場は事前登録制。公式ページからメールで事前申し込みを済ませます。
6:00到着。会場は「春日部みどりのPARK」(廃校になった富多小学校跡地)。正門前に並んで待ちます。
深夜に車で静岡を出発して、会場に併設の駐車場で仮眠しようと思ったら、係の人に「正門前で整理券を配布するから並んでいた方がいいですよ」と声をかけていただきました。すでに並んでいる方がいて驚きました。
7:00整理券配布。係の人から整理券を受け取り、開場時間までさらに待ちます。ひたすら待ちます、3時間。
10:00開場。事前申し込みしていた氏名の確認と受付を済ませて、整理券の順番に入場します。
もともと販売数が限定される、人気品種やレア株は秒で完売でした。
入場までにかなりの体力が必要でした
1-2株限定で販売されるような、人気品種やレア株は整理番号1桁で入場できるくらいの気合がないと購入できなかった印象です。
サボテンや塊根植物などのビザールプランツ愛好家にも負けない、ビカクシダ愛好家の熱量もすごいですね。
P. willinckii Foythong / P. Pygmaeum お迎えしました
そんな私は、憧れのビカクニスト・Taro Kido(@Taroudayo2014)様から「P. willinkii Foythong」「P. Pygmaeum」2株のビカクシダをお迎えしました。
「P. Pygmaeum」は、以前からある小型品種(ドワーフ)。
最近流行りのスーパードワーフと呼ばれる品種と比べるともう少し大きくなるのだけど、見栄えとコンパクトさのバランスがかわいい株ですね。
もちろん、近所の園芸店などでお目にかかれない品種です。
「P. willickii Foythong」は、愛好家の中でも、まだまだ育てている人がとても少ない品種だそうです。
こうしたエピソードも伺いながら選べるのは貴重な機会です
なかなか園芸店などには流通しない珍しいビカクシダの品種を購入できるのは、植物イベントの醍醐味です。
育てている「P. Ginka 胞子培養」についてのご意見伺えました
Taro Kido(@Taroudayo2014)さんは、日本でいち早く「P. Ginka(銀華・ギンカ)」を育て上げたビカクシダ愛好家。
せっかくお目にかかれたので、少し販売ブースが落ち着いたところで、胞子培養をさせていただいている旨をご挨拶させていただきました。
スマホの画像をご覧いただきながら、「P. Ginka」から派生するDNAはどうなっていくか?ベテラン愛好家としてのご意見を伺えました。
- Foong siqi の胞子培養(FSQ)からたくさんの名作ビカクシダが誕生しているのと同じように、きっとこの血筋はサラブレッドが生まれるのではないか
- 幼苗の段階でこれだけうねりが強い品種は珍しい
他にも「P. Ginkaは、時間と場所があったら本当は息子と胞子培養チャレンジしてみたかった品種なんですよ」なんてエピソードまで伺うことができました。
貴重なDNAをますます大切に紡いで行かなければという気分です
近未来のビカクシダ栽培環境を拝見
会場の敷地の片隅に設置されている、トレーラーハウスを改造して、ビカクシダの栽培をオートメーション化した設備「UMOFA(Urban Mobile Farm)」を拝見しました。
育成ライトや温度・湿度、風量はもちろん、水やりまでスマホアプリで管理できる設備です。設定に応じて、ビカクシダの自生地の気候や天候を再現できるのだとか。
さらに、内部の様子を監視カメラでチェックできるそう。
日々のビカクシダの管理がスマホひとつで可能なのは、近未来のビカクシダの栽培環境といった感じでした。
なかなか気軽に手の届くお値段ではないですが、拝見するだけでも「植物育成ライトってこのくらいの光量を当てても大丈夫なのか」といった感覚の勉強になりました。
豪華景品が当たるビンゴ大会が大盛りあがり
午後からは、豪華景品が当たるビンゴ大会がワクワクでした。
主催の株式会社JPPさんをはじめ、各ショップからの大盤振る舞いな景品のご提供がありました。
参加者全員に何かしらの景品が当たるという太っ腹企画は、大盛りあがりでした。
素敵な機会をありがとうございました
まとめ:また参加したくなる植物イベント
今回私がはじめて参加した植物イベント「緑魂祭 vol.2」の模様をお伝えしました。
40代のおっさんが、地方から徹夜で参加するにはなかなか体力勝負な1日でしたが、ワクワクが止まらない、興奮のイベントでした。
人見知りな私、もう少しビカクシダ愛好家の方々とおしゃべりできたら良かったかな…というのが反省点です。
新たにお迎えした株を立派に育てることと、コツコツ続けている胞子培養株の成長を楽しみながら、「ぼくなりのビカクシダ」を編んで行きたいと思っています。
みなさんもお近くで植物イベントがあったら、ぜひ一度参加してみると楽しいですよ。
コメント