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【フワフワの水苔】ビカクシダの板付けに必須!乾燥水苔の戻し方と再利用
乾燥水苔をビカクシダの板付けに使える状態に戻す方法。トレンドは適切な水量でフワフワに戻す方法。再利用しやすいようにパック全量を一旦戻すのがおすすめ。
ビカクシダの板付けに欠かせない水苔。「いざ板付けしよう」と思ったときに水苔を戻すのを忘れていて、ついつい作業するのが面倒になる…
私もそんな経験がよくあります。
- 乾燥水苔の種類ってどんな違いがあるのか
- 乾燥水苔をビカクシダの板付けに使える状態に戻す方法
- いつも水苔がビチャビチャしてしまう…
- フカフカの水苔の作り方
- 水苔の保存方法や再利用方法
こんなことが気になる人にお読みいただきたい記事です。
BOKUNARI ビカクシダ芸人
ぼくなりのビカクシダを編む人
”ビカクシダのある暮らし”を発信したくて、古き良き時代のWEBにあった”誰かの日記”みたいに残しています。
いつかは、ビカクシダを美しく育てられる人になりたいものです。
ビカクシダを板付けしようと思ったときに、スムーズに作業できるよう乾燥水苔を使える状態で保管しておくと便利です。
市販されている水苔の種類について
水苔は園芸店やホームセンターの園芸コーナーで購入できます。
取り扱い商品は、お店の規模や季節によっても異なる印象で、数百円程度のリーズナブルなものから、少し高価な2,000〜3,000円程度の価格帯のもの、業務用の大容量のものまで様々な商品があります。
こうした価格は、水苔の内容量と品質によって違ってきます。
商品の品質は「AA」「AAA」から「AAAAA」といったランク分けで表記されていて、Aの数が多くなるほど「1本あたりが長くて太い水苔」が含まれる割合が多く、枝状の「ゴミ」や水苔の「クズ」が少ない特徴があります。
しかし、このランクの基準は結構曖昧のようです。
「5A」だからといって、まったく「ゴミ」「クズ」が含まれないというわけではありませんし、別の産地の「3A」の方が太く長い水苔が多い場合もあります。
100円ショップでも販売されているみたいですが、ある程度の株数を育てている人は内容量の多いものの方がコスパがいいです
わずかながら国産のものも販売されていますが、ほとんどの水苔は海外からの輸入品であることが多く、ニュージーランド産・チリ産ものが主流な印象です。
私はこれまで様々な生産国の水苔をビカクシダの板付けに使用してきましたが、入手のしやすさや品質からニュージーランド産の「AAA」「AAAA」ものを使うことが多いです。
輸入されている水苔は、輸送や購入後の持ち運びに便利なように乾燥して、板状に圧縮梱包されています。
このままでは、ビカクシダの板付けに使うことができないので、「水苔を戻す(復元する)方法」を紹介します。
フワフワの水苔に戻す(復元する)ために用意するもの
- お好みの乾燥水苔
- ゴミ袋
- 水(量は後述)
- 水差し(ジョウロ)
- キッチンスケール
多くの場合、ご自宅にあるもので事足りるかと思います。
用意する水の量については、一般的に販売されていることが多い、復元容量「12L」「40L」の重量によって、以下のようになります。
- 150g(復元容量12L)=500ml〜600ml
- 500g(復元容量40L)=2L〜2.2L
商品による誤差や、季節の湿度によっても重量に差があるので、±5〜10%程度の範囲で適宜調整いただくといいかと思います。
お料理ではないので、あまり細かく気にする必要はないです
フワフワの水苔にする、乾燥水苔の戻し方
必要なものが揃ったら、実際に「フワフワの水苔」に戻す方法を5ステップで紹介します。
今回は、例として「ニュージーランド産・復元容量12L・ゴミ袋25L」を使います。
今回は153gです。商品によって10gくらい誤差があるので、水量を決める際の参考に量っておきましょう。
戻したい乾燥水苔をゴミ袋に投入します。「こんなに使わない」と思っても、一旦パッケージごと戻して余った場合には保存もできるので安心してください。
途中で「水苔が足りない!」ってならないためにも
パッケージに残る「粉状のカス」「極端に短い部分」は使えないので、細かいところは気にしなくてOKです。
ビニール袋の強度がきになる人は二重にしてもいいかもしれません。
ブロック状の乾燥水苔の表面がしっとりする程度に水をかけていきます。
今回は550mlの水を使って戻します。
袋の中で水苔をひっくり返したり、立てたりして各面から水をかけていきます。
6面に均一になるように水をかけるのがポイントです。
ゴミ袋の口を結んで密閉します。
この時、袋を圧縮せずに空気を含ませて風船状になるようなイメージで密閉します。
できたら、袋の外側から優しく揉むようにして乾燥水苔をほぐします。
ぎゅぎゅう揉むと水苔が千切れてしまうので、優しく揉みほぐす。徐々に水がなじんでほぐれます。
半日程度経ったら、袋ごと両手に持って水分が満遍なくいきわたるように軽く振ります。
面倒な場合は袋ごと上下(表裏)をひっくり返すだけでも十分です。
もう半日放置します。
よりフワフワな水苔を作りたい場合は、2日放置してもいいですが、3日以上放置しても乾燥水苔の戻り方に差はありません。
ここまでしたら、ビカクシダの板付けに必要な水苔の準備は整いました。
作業をしやすくするためにあとひと手間。混入している枝葉などのゴミを手やピンセットで取り除いておくと板付け作業がしやすいです。
ここまでできたら、板付け作業の準備も万端です
余った水苔の保存方法と再利用
ビカクシダの株や仕立てる板の大きさによって、あらかじめどのくらいの水苔を用意しておけばいいのか、なかなか見極められないものです。
必要な量の水苔をびったり用意することはなかなか難しい…
一旦、水で戻して余った水苔はそのまま袋を密閉しておくか、ジップロックのような食品保存袋に入れて密閉し、暗所で保存できます。
土日に作業して、余った分は翌週の土日に使うといった「短期間で再利用する」場合には、乾燥水苔を戻す手間が省けます。
長期に保存したい場合は、水苔にカビが発生することがあります。
短期保存・長期保存や再利用方法については執筆中です。
水苔が少し乾いていると感じる場合は、霧吹きで加水して軽く振るとフワフワの状態に戻ります。
終わりに:水苔をいつでも使える状態にストックしておこう
この記事では、ビカクシダの板付けに欠かせない【フワフワな水苔】、乾燥水苔の戻し方についてお話しました。
乾燥水苔をフワフワに戻すには、少し時間がかかりますが、乾燥水苔をいつでも使える状態に準備しておくことで、「いざ板付けしよう!」という気持ちをスムーズに実行できておすすめです。
ぜひフワフワに復元させた水苔で、お気に入りの子株や自慢の親株の板付けや苔増し作業をしてください。
フワフワの水苔の戻し方や管理方法が知りたいビカクシダ愛好家のお役に立てば嬉しいです。
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