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【貯水葉】重なり方が変!正しくする方法、カットしても大丈夫?!
どうも”ビカクシダのある暮らし”をゆるやかに楽しんでいる、BOKUNARI(プロフィール)です。
ビカクシダの水苔を覆うように展開する貯水葉。
成長点の左右から順に1枚ずつ成長してくる様は美しいものですが…時にうまく展開しない問題に直面することがあります。
- 貯水葉の重なり方を修正しいたい
- 貯水葉が胞子葉を巻き込んでしまった
- 貯水葉ってカットして大丈夫?
こんなことが気になる人にお読みいただきたい記事です。貯水葉を修正して、整った株姿に導けるようにするノウハウを紹介します。
BOKUNARI ビカクシダ芸人
ぼくなりのビカクシダを編む人
”ビカクシダのある暮らし”を発信したくて、古き良き時代のWEBにあった”誰かの日記”みたいに残しています。
いつかは、ビカクシダを美しく育てられる人になりたいものです。
正しい貯水葉の展開の仕方おさらい
まずは、正常に貯水葉が展開している例を紹介します。
このように成長点の左右から1枚ずつ交互に展開して、新しい貯水葉が1つ前に展開した貯水葉を覆うように成長していれば問題ありません。
貯水葉の重なりを修正する方法
対して、貯水葉の重なりの順序がうまくいかないことがあります。
この株ように、新しく展開中(成長中)の貯水葉が、1つ前に出てきた貯水葉の下に潜ってしまっています。
今回は、この貯水葉の重なりを修正していきます。
症状によって「貯水葉が下に潜ってしまっている場合」と「貯水葉が潜りそうな場合」を紹介します。
貯水葉が下に潜ってしまっている場合=重なり部分をカットする
このように、すでに新しく展開している”貯水葉が下に潜ってしまっている場合”は、重なっている部分をカットします。
カットする部分を決めるのに、重なっている部分を捲り、最新の貯水葉がどの程度まで展開しているか確認します。
展開中の貯水葉を傷つけないように古い(1つ前に展開した)貯水葉を点線のようにカッターでカットします。
この時、成長点や下に重なっている貯水葉を傷つけないように注意しながら作業してください。
貯水葉の葉脈が繊維状になっているので、一度で切り取ろうとせず、少しずつ刃を入れていくとうまくいきます。
上に重なっていた貯水葉が切り取れたら作業完了です。
「下に重なっている貯水葉」「成長点」を傷つけないように注意しながら、上に重なっている貯水葉を少しずつカットするようにしましょう。
貯水葉が潜りそうな場合=薄いシートを挟んで、正しい順序になるように導く
もうひとつのケースは、新しく展開している”貯水葉が下に潜りそうな場合”や”展開する貯水葉がぶつかっている場合”です。
このような場合は、薄いシート(クリアファイルをカットしたものなど)を使い、正しい順序になるように導きます。
展開中の貯水葉を傷つけないように注意しながら、今回は薄いテープを挟みました。
半月ほど経過して、新しい貯水葉がきちんと上(最前面)になるように成長するのを確認できれば、挟んでおいたテープやシートを取り除いて問題ありません。
終わりに:貯水葉の成長をチェックして、早めに対処しましょう
この記事では、貯水葉の重なりを正しい順序に修正する方法を紹介しました。
放置してしまうと、貯水葉が綺麗に展開しなくなってしまいます。発見したら早めに対処するのがおすすめです。
ぜひ、素敵な株姿に仕上げるためにも作業してみてください。
貯水葉が上手く育たない人の参考になれば嬉しいです。
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