神奈川県小田原市を中心にした地域の経済を担う、さがみ信用金庫。
もう何十年にも渡って毎年の「現況報告会」と同時にコンサートを開催されていて、今回は第94回!
NHK紅白歌合戦のよりもはるかにその歴史は長く、出場枠は何十組もあるけどさぁ…

さがみ信用金庫のコンサートの出場枠は毎年3組!という狭き門
今回は3年ぶり、3度目の出場を果たしてきましたの。
衣裳もさることながら、構成(セットリスト)やトークも普段とは違った内容でお届けしてしましたので、早速ご覧いただきましょう。
今年も熱気の小田原市民会館 小桜舞子さん、竹村こずえさんらと

毎年7月初旬に開催されるので、今回もお出かけいただく前から熱気の小田原市民会館が会場。
なかなか年季の入った、1,100席ほどの大ホールなんだけど、「帰ってきたわよ!」って気分になるホールですの。
初回は渥美二郎さん、前回は小金沢昇司さんとご一緒させていただきました。
今回は、おっさんいや、少し若返りを図りまして美人女性歌手です。旦那っ!
ご一緒させていただきましたのは、茅ヶ崎市ご出身の小桜舞子さんと、元トラックドライバーという異色の経歴の竹村こずえさん。
アタクシと違ってブログの更新も迅速でおられて〜お二人共すでにコンサートの様子を記事にしてくださっていますのでぜひチェックしてみてちょうだい。
そして司会は、先日ご本家美川憲一さんに同行してブラジルまでいってきた東玉助さん。サポートには青森県出身のほのかりんごさん。

普段、誰ともご一緒にならない孤独な芸能界のはじっこを歩んでいるもので、こうした賑やかな顔ぶれでのお仕事の現場って楽しくて嬉しいわ。
そのまんま美川がお届けした”コト”

主催者を脅して出演したワケじゃないのよ!
毎回出演させていただいた後に、さがみ信用金庫の窓口を訪れたお客様がね…「あの美川憲一みたいな兄ちゃんをまた見たい」って脅迫してくださる方が多いみたいで。

あ、結局脅してる感出てるって?
こうしたご来場のお客様の実際の感想や声っていうのが、
芸人冥利に尽きるものです。
さがみ信用金庫現況報告会コンサートセットリスト
今回は3度目ですのでね、構成からトークの内容まで普段と違った内容でお届けしましたので解説しちゃいましょう。
オープニング
お金をちょうだい
早変わりコーナー
さそり座の女〜北国夜曲〜新潟ブルース
ふれあいコーナー
おんなの朝・人生一路
名曲コーナー
柳ヶ瀬ブルース
エンディング
火の鳥
怒涛の早変わりとタイムリーな話題で笑顔をお届け

オープニング曲は悩んだわね…信用金庫だからお金にまつわる楽曲!ってことで、今回は、さがみ信用金庫テーマ曲として「お金をちょうだい」からスタート。
衣裳も悩みすぎて、畑にぽつんと咲いたヒマワリって感じで良かったでしょ?!
過去の出演時からつながるエピソードや、今回も3日で9回公演の舞台裏のヘトヘト話を愉快にお話しました。

メドレーでは「さそり座の女」を歌いながら衣裳チェンジしちゃうのは、一瞬の出来事で楽しんでいただけた演出だったんじゃないかしら?
そのまんま美川が二人いるワケじゃないのよ!
お見せできない舞台袖はてんやわんやでございました。

もちろん、演歌好きな方に「北国夜曲」。
やっぱり着物姿で歌った方がしっくりくるいい歌ね。歌っていたも心地よいのでぜひカラオケのレパートリーに加えてみてくださいな。

メドレーラストは再びスーツ姿で、スタンダードナンバーから「新潟ブルース」をチョイスしてみました。
時事ネタでは、桂歌丸師匠の訃報やタイの洞窟に閉じ込められた少年たちの話題なんかも盛り込んで、ワイドショーみたいでしたわね。

衣裳の早変わりに加えてもう一つ楽しいのがお席にお邪魔する「ふれあいコーナー」。
毎度パワフルなお客様と即興の掛け合いトークはLIVE感満載で、9回の公演で同じストーリー展開にならないのが楽しいわよね。
「去年も見た!」っておっしゃって譲らないオバちゃんがおられましたけど…
多分暑かったから、幻覚でも見ていたんじゃないかしら?と心配してみたりして。
今回は「おんなの朝」と、美空ひばりさんのナンバーから「人生一路」をお届けしました。

お席をひと周りして、
薄化粧のため汗だくな顔を自前のハンカチやタオルで拭いていただきながら…流れ落ちる化粧でそろそろ「誰だかわからなくなってきた」ところで、お届けしました「柳ヶ瀬ブルース」。

柳ヶ瀬ブルースを歌い終えたところでおしまい…と思わせておいて、
やっぱりラストはド派手な衣裳をご覧いただかないと皆様納得しないでしょ?!
観音様のような、お仏壇のような…そんな衣裳でドラマチックなストーリーの「火の鳥」でしめくくりました。
火の鳥
作詞:秋元康 作曲:三木たかし 発売:1992年 紅白歌合戦歌唱曲。
この「火の鳥」という曲は、今ではすっかりAKB48のプロデューサーというイメージの秋元康さんが作られた作品なんですよ。
まとめ:3日間全9公演を終えて



3人とも同い年という偶然もあったり。昭和53年生まれ頑張らねばだ!
朝昼晩と3回公演はなかなか重労働ではありましたが、気さくで綺麗な出演者陣やバンドさん、裏で支えてくださる音響・照明スタッフの皆さんのおかげもあって、終わってしまうと寂しいもの。

終演から1週間ほど経過してしまいましたが、
ご来場のお客様におかれましてはそろそろ、熱演のほとぼりや妖怪ショーの衝撃から覚めるころかと。
いいですか!
さがみ信用金庫の窓口に出かけたついでにまた言うのよ!あの美川憲一みたいな兄ちゃんをまた見たいって。
主催しただきました、さがみ信用金庫さんはじめ、コーディネートくださった湘南ミュージックプロモーションの「脚は短く!寿命は長く!の高橋旭さん」、スタッフの皆様、関係各位にも心から感謝でございます。
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