アタクシが、20年以上に渡ってライフワークにしている『美川憲一そっくりさん』としてお届けするステージのお仕事。
今回は四国。
香川県東かがわ市にお邪魔してきました。
もう47都道府県を何周したことでしょう…
芸能界のはじっこに、アタクシの演じる歌やステージを求めてくださる方がいる限り続けている『立派なお仕事』だと思っています。
大きい声じゃ言えないけど、平成の大合併で東かがわ市って場所がピンとこなかったのは内緒よ。
気づけばアラフォー世代がせっせと楽屋で化けます

素顔が全く「美川さんじゃない」もので、油絵を描くように顔面をキャンバスにしてメイクしていきますの。
最近は、自身が営む脱毛サロンでヒゲ脱毛したので、仕上りの濃厚さの割にメイクには時間かかりませんです。

最近は化けるのにかかる所要時間は30分くらい
メイクが完成すると、スイッチ『ON』

普段のおとぼけ調子から、ひとりの『芸人』としてスイッチが『ON』になる貴重な瞬間が激写された一枚ですわね。
これまで気づきませんでしたが、どうやら一瞬白目を剥くようですわ。
台風にも負けず、200名以上の皆様がお集まりくださいました

開催日はこのたびの衆議院選挙の投票日でもあり、季節はずれの台風21号が四国に接近するという…
なにかと『当たり』な日でした。
当初の予定では、屋外の特設ステージに屋台もたくさん出て、地域の皆様も交えたイベントという企画だったのですが、致し方なく急遽、福祉施設内のロビーを解放しての開催…。
にも関わらず、施設利用者やそのご家族など200名以上のお客様がお集まりくださいましたの。
急遽会場の変更の設営からお客様の誘導まで、スタッフの皆様のご尽力には本当に感謝でございました。
はりきって参りましょう、そのまんま美川のステージ

オープニングから温かい拍手を添えていただきまして、迎えていただきました。
冒頭は昭和40年代…
歌っている本人が生まれてないのですが…、
お客様にとっては『当時を思い出す』懐かしいヒット曲
昭和45年の作品『おんなの朝』からお届けしました。
おんなの朝
作詞:西沢爽 作曲:米山正夫
大阪万博の開催された、1971年(昭和45年)発売。『朝が来たのねさよならね』から始まる歌詞が、不倫関係を感じさせるとの理由で、ヒットしていた当時はNHKで歌うことを禁じられていた曲。この曲で、美川憲一さんは第4回日本有線放送大賞スター賞・第4回日本作詞大賞大賞を受賞。
たくさんの『笑顔』に出会えました


衣装の早着替えに驚いていただいたり、着物姿も喜んでご覧いただけましたところでお客様のお席に突撃!
この『お客様とのふれあいコーナー』というのもワタクシのステージの醍醐味のひとつで、毎回アドリブでのみお届けです。
今回のご長寿さんは御年103歳。
綺麗な白髪を上品に整えてお出かけいただきました。インタビューにも軽快にお答えいただきました。
終わりに|普段、施設スタッフに見せない『笑顔』をされていました…

アンコールのかけ声までいただき、少々予定時間をオーバーしてお届けしたステージでしたが、嬉しいお言葉をいただきましたの。
ステージの最中、利用者さんたちが普段、私達施設スタッフに見せないような『笑顔』をされていました!
施設スタッフさん談
施設スタッフさん談
こうしたお声を終演直後にお聞きできるのって、芸人冥利に尽きるというか、率直に嬉しいものです。
『身体』は若い頃のように戻らなくても、いっときでも『気持ち』は若い頃に戻ってくれたのかしら!!!って思うと余計に嬉しくなります。
求めてくださる方がいる限り、歌い・演じ続けていきますわよ!

今回も舞台裏では様々な方のお力添えと、何かわからない強運(?)によって、荒天の心配された道中も無事に往復してくることができました。
いろいろなスタイルで「モノマネ」というパフォーマンスをお仕事にしている芸人さんがおられますが、ワタクシはこんな調子でご来場のお客様の『笑顔』のために全力投球してまいりますの。
『オラが街へも歌いに来ーーーいっ!』ってご用命なんかもお気軽にお寄せいただければと思いますの。
そのまんま美川のステージでご高齢者の皆様に笑顔をお届けってのも、ようございましょ?どうぞ皆様、元気が一番よ!の精神でお元気で長生きしてくださいね。
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