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都心の一等地に【家賃3万円】で暮らせる?!四畳半物件探しをしてきました

東京のド真ん中で、おもしろい人生を歩むこと20年。【都心の一等地に家賃3万円】で暮らしてみたいと思いましてね。
今回のテーマは、都心の一等地にある掘り出し物の四畳半物件は見つけられるのか?!ってコトについて見ていきましょう。
こうした「セカンドハウス」は、休日だけ都心の暮らしを楽しみたい方や出張の多い個人事業主さんにもおすすめではないでしょうか。
賃貸物件探しでは、あらかじめ自分の「理想の条件」「イメージ」などを明確にしておくことが大事です。
- 家賃:3万円くらい
- 広さ:四畳半(和室が好ましい)
- エリア:職場から半径2kmくらい
- 駅チカ:職場への乗り換えなしだと良い
- 築年数:こだわらない
- 風呂:なくて良い
- トイレ:共同でも可 / 様式が希望
- 日当たり:良好だと嬉しい
妄想だけはタダですから。それでは、早速見ていきましょう。
都心の一等地では、昔ながらの『四畳半物件』は減少してきている
昔ながらの『四畳半物件』は不動産の絶滅危惧種みたいなものです。
- 都心部の大規模再開発による取り壊し、土地の買収が進んでいる
- 築年数を経過して立て替えられてしまう

独身者向けの新築・築浅ワンルームマンションの様に、希望する条件に合う物件自体の玉数は少ないはずです。
そして、生活様式の変化から考えても、これからも四畳半物件が増えることは考えにくいです。
都心の一等地で掘り出し物の四畳半物件を探し出す手順
具体的に掘り出し物件を見つけるための手順を見ていきましょう。
1. ネット検索で下調べをする
賃貸物件専門の不動産情報ポータルサイトでお好みの条件を入れて検索してみましょう。

様々な不動産情報サイトはスマホからでも使い勝手よく作られていますが、大量の情報を比較したい場合はやはりパソコンからチェックする方が使い勝手は良いです。
港区や千代田区など再開発が特に盛んな都心エリアでは、すでに昔ながらの四畳半物件自体がヒットしないこともあります。
そのような場合には、検索するエリアを変えて目星をつけましょう。
2. 目星を付けたら、実際に不動産屋に足を運ぶ
ネット検索でヒットするような物件は、基本的にどの不動産屋でも仲介物件として取り扱えるので近所の不動産屋に足を運んでみましょう。

ネットだけの情報で完結してはいけないのは、
不動産屋のみが検索できる『物件データベース』が存在するので、
自分では探し出せない物件を探してもらえるというメリットがあるためです。
できれば、これから住みたいと思っている街にある不動産屋を選ぶと、担当者が街の情報に詳しくてより良いです。
昔ながらの四畳半物件のオーナーさんは個人で物件所有している場合が多いので、取引のある不動産屋のみ空室状況や物件自体の存在を開示することが多いため、ネット情報では検索できず、不動産業者専門のデータベースでしか見つけられないことが多いです。
3. 実際に内見してみないとわからない情報を知る
ネット情報や紙資料だけでは、物件の周辺環境やコンディションなどわからないことが多いので、実際に物件を見に行きましょう。
自分のイメージする条件に当てはまった物件や興味のある物件が揃ったところで、実際に部屋を見せてもらう『内見』の予定を立てましょう。今回は、自力で発見した物件と不動産屋専門のデータベースから掘り出してもらった物件、いずれも和室の四畳半を内見してきました。
『百聞は一見に如かず』というように、内見では多くの情報を知ることができます。
4. 激古物件でも手入れの良し悪しでこれだけ印象が違う
今回、内見させてもらった2軒は、いずれも築50年以上の激古物件!


たまたま同じ区画に空室状況の物件がありましたので、周辺環境については同じと言えます。
築年数に11年の差がある物件ですが、手入れの良し悪しによって築年数という数字だけでは表せない『印象の差』が生じているように思います。

この『違い』こそ内見してみないとわからない部分なのです。
僕は今回『築65年』の方に魅力を感じました。
管理費(1,000円/月)を徴収しているというのも、長年の積み重ねで大きな差になっているのかもしれませんね。
5. 激安四畳半物件だから細部は妥協も必要
新築のタワーマンションを探しているわけではないので、少々のことは妥協も必要なのは当然です。
『ここは絶対に妥協できない!』という部分以外は、ゆるーく探すのが物件との出会いに必要な気持ちだと思うんです。

とか、思っても…
求める暮らし方に必要十分な条件が整っていれば、新生活をスタートしてみるのが僕の楽しみ方です。
耳寄り情報:趣味ではじめる四畳半暮らしの相場は3万円台が狙い目
四畳半物件を内見しながら不動産屋の担当くんから、非常に興味深い話を伺えました。
どうして好立地の5万円以下の格安物件に空室を見つけられるのには、日本の社会保障のからくりがありました。

都内の場合、生活保護の家賃は53,700円まで支給されるんですよ…

マジですか?!知らなかった。

そういう補償を受給されてる方は割と補償のMAX額の物件を探すことが多いんですよね…でも、中途半端に4万円台〜5万円台前半の価格帯の物件より正直めちゃ立地とかいいっすよ!

・・・!!!

だから逆にこうした3万円台で掘り出し物件が見つかるのかなぁ。僕もセカンドハウスに借りたくなりますよ。いいなぁ、いいなぁ。

平和で親切な日本。というワケかぁ。(ここで決めちゃおっかな…)
僕は人生経験として、この内見した3万円の四畳半くらしを実現したい気持ちがより強まりましたね。ヘソマガリだから。
4万円台〜5万円台前半であれこれ条件を付けて探すより、暮らしに必要最低限の条件に絞った3万円台の物件の方が『掘り出し物件』が見つかりやすい!
たとえ、家賃3万円でも『少しのお願い』なら聞いてもらえる
立地や周辺環境については申し分ない物件を見れたところで、ひとつだけお願いしたい欲望が発生…

リフォーム中なのはわかりますが…
畳の張替えってお願いできたりします?

後に、この気に入った物件を契約することになったのですが、しっかりリクエストに対応していただけました。
終わりに|家賃3万円ではじめる四畳半くらしでもワクワクする
これまでワンルームからメゾネット型マンション、サービスアパートメントなど様々な都内の物件探しを経験して、住んでみたりもしました。
今回の家賃3万円、トイレは共同でもよくて、風呂なしでも構わない…
というストイックな物件探しが一番楽しかったように思います。

そもそも比較検討することがシンプルだったので悩みようもなかったですが。
探せばまだまだ都心にもこんな好条件のそろった格安物件が存在するんだ!と不動産屋の担当くんも驚いていたくらい。
生活に必要な施設がすべて徒歩1分以内、都心の一等地に3万円で住める
南向き日当たり良好で、角部屋だから窓も2ヶ所ある。
それだけでも、なかなか都心部ではマンションの高層階にでも住まないと実現しない住環境ですが、文京区の閑静な住宅街にあって周辺施設やアクセスめちゃ良い一軒を探し出すことができたのではないでしょうか?
- 自転車置場:徒歩1秒
- 100円ショップ:徒歩20秒
- ドラッグストア:徒歩25秒
- ジム:徒歩30秒
- コンビニ:徒歩30秒
- ゴミ置き場:徒歩30秒
- 本屋:徒歩40秒
- マクドナルド:徒歩50秒
- 地下鉄最寄り駅:徒歩1分
これだけ揃って、家賃30,000円+管理費1,000円。
高いお家賃払っても、都心ではなかなか見つからない住環境が揃っていると思います。これだけの好条件が揃った一軒を探し出せたらガッツリと暮らしてもいいと思ってしまいますね。
最後に、当初物件探しを始めた時の希望条件と実際の契約に至った物件の現実を比較しておきます。
- 広さ:四畳半(和室が好ましい)→◎畳の張替えにも対応していただけた
- エリア:職場から半径2kmくらい→○2.2km
- 駅チカ:職場への乗り換えなしだと良い→◎乗り換えなし、2駅、徒歩も可能
- 築年数:こだわらない→○首都直下型地震が襲ったら皆同じ
- 風呂:なくて良い→◎徒歩30秒でジムがある
- トイレ:共同でも可→△共用・様式ではあるがさすがにウォシュレット未対応
- 日当たり:良好だと嬉しい→◎南向き・2面採光
総評としては200点ではないでしょうか?実際に契約してみたお話も書きましたよ。
都内に出張で毎週上京する方なんかも、毎回ホテルの予約に四苦八苦するより、都心の四畳半をひとつ借りてしまうライフスタイルっておすすめかもしれないですよ。3万円の家賃で暮らせる都心の四畳半ライフ探しのご参考になれば嬉しいです。
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