突然の訃報…
ただただ、驚くと同時に、「嘘でしょ?」という思いしかありません。
逝去される12日前までメインキャスターを務めておられた、『とびっきり!しずおか』オフィシャルサイトでも掲載されていることから、真実として受け止めるしかない…のでしょう。
訃 報
2004年から静岡朝日テレビの夕方情報ワイド番組「とびっきり!しずおか」のメインキャスターとしてご出演いただいておりました大沼啓延さんは、2018年4月28日から体調を崩し東京都内の病院に入院されていましたが、肺炎をおこし5月9日(水)午前1時14分に逝去されました。68歳でした。 いつも笑顔で、誰にでも優しく接してくださるお人柄が私たちは大好きでした。
故人のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、謹んでご報告いたします。
2018年5月9日 静岡朝日テレビ
『とびっきり!しずおか』には何度もゲスト出演させていただきました

静岡市立高校の先輩・後輩というご縁も…
大沼さんとは、芸能の世界を歩む同士としてだけではなく、
静岡市出身という同郷のご縁、さらには、静岡市立高校(同窓会)の先輩後輩としてのご縁もあって、何度も番組に出演させていただく機会を頂戴しました。
ロケや夏休みなどで大沼さんが不在の際にゲスト出演させていただいた折には、
『やー、面白かったってよ!視聴率も良かったみたいで、ありがとなー』なんてご丁寧にお電話くださったりする、後輩思いの先輩でございました。
公私に渡っていろいろと重ねさせていただいた『ご縁』
テレビを離れたところのご縁というのも様々にございました…

浜松市でのイベント出演を終えて
2007年に大沼さんが「夢語る街静岡」歌手デビューされた際にもゲスト出演のオファーをいただきましたね。
衣裳に着替えながら『俺さぁ、しゃべる分には緊張しないんだけど、人前で歌うとなると緊張するんだよねぇ』
…と楽屋で緊張の面持ちでしたのに、
一歩ステージに登れば、お客様の声援を独り占めするほどの貫禄だったのが印象深いものです。
イベント出演などでもご一緒させていただきました。
『この、そのまんま美川ね〜化粧して衣裳着て美川さんになっていると僕より貫禄あるけどね、僕の高校の後輩ですからね!皆さん!いいですか!僕が先輩だから!』
…とリップサービスでアタクシのような者とのご縁をPRしてくださったりもしました。
他にも、共通の舞踊の先生でございます花柳流のお師匠さんと、アタクシの公演先に足を運んでくださったり…
大沼さんの経営してらっしゃった、大沼企画のウェブサイトを制作させていただいたご縁なんかもありました。
そうそう、いつぞやは会社で開催した忘年会にもお呼ばれしたことがありましたっけ。
普段ほとんどお酒を呑まれない大沼さんが、ちょっぴりほろ酔いで、何枚もお好み焼きを焼き続けるお天気の森田さんと
『もーいい!もーいい!』
『まだ材料あるから焼くよ』
『もーいい!もーいいって!』
『なんでよ?材料あるから焼くよ』
…なんて漫才していたこともありましたね。
いつも大沼さんの周りは笑顔に包まれ、その輪に加わると自分も笑顔になれる…太陽のような方でした。
なのに、
ちょっと早すぎませんか?
なのに、
ちょっと急ぎすぎませんか?
高いところで輝き続けながら、いつもみんなを照らしてくれていた大沼さん。
静岡に大粒の雨です
心よりお悔やみ申し上げます
[yoko2 responsive][cell][/cell][cell]なかなかご多忙な方でしたから、自分が静岡に帰郷してもお電話でお話するばかりで、お会いできる時ばかりではありませんでしたけれど。
『そっか、頑張れよ!』
低音でハリのある声で元気づけてもらえることが叶わないかと思うと本当に悔やまれて仕方ないです。
いつも静岡の街中の一番目立つところに大沼さんの番組の看板が掲げられていました。[/cell][/yoko2]
[say name=”そのまんま美川” img=”https://bokunari.com/img/icon-mikawa.jpg”]お会いできなくても、また東京戻ってがんばろう!そんな気持ちにさせてもらっていました。[/say]
本当にいつも太陽のように周囲を照らしてきた大沼さん。
多くのファンや番組の視聴者や関係者が思うように、68歳という年齢も早すぎだし、急ぎすぎです。
誰よりも『静岡愛』を持っていた方…
あんなに静岡が大好きたったのに…
突然、天国というところに旅に出かけられてしまったから、簡単にお電話したり、お会いできなくなってしまいましたけれど…
太陽よりちょっと遠い、星空という場所に到着されたら、
今度は『お星様』として輝きながら、後輩たちを見守ってください。
『やぁだ、大沼さん!彦星様だなんて欲張り言っちゃ駄目よ!』…
そんなツッコミを冗談でもいいからステージで言ってみたかったです。
心よりお悔やみ申し上げます
そのまんま美川
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